(当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています)
早いものでもう12月も半ば。
ここからクリスマス、年末年始~と気づいたら2022年ですね!
2021年最初なんてはるか昔のこと、目標、、、たてたかな(笑)。
そんな遠い記憶ですが2021年の読書を振り返って、特に印象に残った本を記録しておきたいと思います♡
2021年は約90冊の本を読みました。
冊数より中身だろということはわかっていますが、途中で投げた本もありつつざっと数えて90冊ほどの本に目を通したようです。
が、正直記憶にある本とない本があります。
流し読みしたものもあるので(;’∀’)
読むときは読む、読まない時期は全く読まない。2021年もそんな感じでした。
2021年心に残った7冊
ぱっと思いつくものはやはり今年自分の心に響いたもの。
思いのほか少ないですが数冊ご紹介します。
西の魔女が死んだ/梨木香歩
中学入学後不登校になってしまった女の子まいがしばらく田舎のおばあちゃんのところで過ごしたときのお話が中心です。魔女とタイトルに入っていますが、ファンタジーではありません。
大人ももちろんですが、くもんの推薦図書にも記載されている通り、中学生ごろから内容がしっくりきます。
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中には咲かない。シロクマがハワイより北極で生きることを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。
西の魔女が死んだ
おばあちゃんのこの言葉がすごく心に残っています。
そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ
2019年の本屋大賞受賞作です。血のつながらない家族だけれどそれを感じさせない繋がりのある家族の物語でとても温かい気持ちになります。
1度記事にしました↓
雲を紡ぐ/伊吹有喜
学校に行けなくなった美緒。かみあわない家族。家を出た美緒が向かったのは長年会っていない祖父の営む染織工房だった。
心にぐさぐさ刺さる言葉が溢れています。
本当に自分のことを知っているか?
雲を紡ぐ
好きなこと、嫌いなこと、やりたいこと、、、、、パッと出なくなっている人は読んでみるといいかもしれません。
久々に涙の出た1冊です。進路を考える学生さんたちにもとってもおすすめです。
かがみの孤城/辻村深月
同級生から受けた仕打ちが原因で不登校が続き、子供育成支援教室(スクール)にも通えずに部屋に引き籠る生活を続けていた主人公の中学一年生の女の子「こころ」が、5月のある日自室の鏡が光り、その向こうにお城で自分と似た境遇を持つ中学生6人と出会い、彼らとともに冒険していく
wikipediaより
2018年に本屋大賞を受賞しており、2021年現在100万部を突破している人気作品です。
私の中で言葉にしにくい女性の気持ちをすっきりと確実に言語化してくれるのが辻村深月さん。
こちらの作品は女子中学生ですが、お母さんとのやりとりは本当によくわかる・・・です。
たかが学校のことなのにね。
かがみの孤城
大人になった今、あんな狭い世界のこと。と思えるけれど、この言葉で楽になる子がいればいいなと思いました。
余談ですが辻村深月さんの作品は中学受験などでもよく使われるようなので、お勉強の息抜きに小説に触れてみるのもおすすめです*
Wonder/R.J.Placio
映画でも有名な作品の原作。
英語学習の楽しみで洋書を読まれる方にはテッパンな1冊です。
私も英語圏で暮らしていて洋書の方が簡単に手に入る環境にいるのでそちらで読みました。
1章1章がとても短く「どこまであるんだよこの章^^;」となりがちな私にとっては本当に読みやすく、その分記憶にも残りやすい児童書でした。
名言がたくさんある本なのでぜひ日本語でも英語でも読んでみてください。
私は今サイドストーリーの
こちらをまた洋書で読んでいるところです。
もともと色んな人の目線で書かれていたけど、こっちを読むとまた全然違うそれぞれの事情がわかってくるよ。
エンド・オブ・ライフ/佐々涼子
今までご紹介した作品はフィクション、こちらはノンフィクション小説になります。
在宅医療の現場で多くの患者さんを看取ってきた友人の看護師が癌に罹患。彼や、彼が看取ってきた患者さん、そして著者の母親や母をケアする父を見つめ、「理想の死の迎え方」を考える。
予後を気にして生きていたら、それだけの人生になってしまう。僕は僕自身であって『がん患者』という名前の人間ではない。
エンド・オブ・ライフ
私は医療現場を経験したことがある人間ですが、「あの圧迫骨折の」など患者さんを疾患でやりとりすることも確かにありました。
読みながら若かった自分の至らなさを感じさせられる、でもあれから年月を経て振り返ることもできる、私にとっては人生の指南書みたいな1冊になりました。
これから身近の人の最期について向き合う機会が必ず訪れるので、現実は厳しいことが多いけれど大事に大事にしたいお話がたくさん詰まっています。
●敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本/長岡真意子
最後に子育て関係の本。
今年になって初めて、自分の子どもが自分が思っているより敏感なタイプだということを教育のプロから教わりました。
HSPとかHSCとか、言葉は聞いたことはあったけれど、実際にどんな人が当てはまるのか考えたことがなかったので参考のために読んでとても役に立った1冊です。
実際病気でもなく、5人に1人ぐらいは当てはまるものなので、あくまでも『個性』ですが、それでも親として家庭でやってあげられることがたくさんあることがわかりました。
子どもの様子を見ていて気になったら
を参考に、その後もうちょっと知るための手段としてこちらの本はおすすめです。
家族関係が中心でした。
以上7冊をご紹介しましたが、まだ読んだことがない作品はありましたでしょうか。
振り返ると2021年は主婦らしく?母らしく?記憶に残ったのが家族に関わってくるストーリーばかりでした。
たくさん読んだのに、無意識にもいかに生活の中心に家族や子育てのことがあるのかまざまざと感じさせられて自分でもびっくり。
1年の読書を振り返ると思わぬ偏りがあったりして面白いですね!
ぜひ本好きの方は今年読んだ本を思い出してみてください。
2022年はどんな本に出会えるか、今から楽しみです♡
コメント