海外に住んでみると、その国のいいところだけでなく悪いところも見えてきますよね。
人間の好き嫌いなので、それらが逆転することももちろんあるし、自分にとっての短所が別の人にとっては気に入っているところかもしれないし、あてにはなりません。
結論はどこも住めば都なんですが、あくまで個人的に、5年住んでみた節目に(笑)主婦目線で今回は書いてみるので、
ニュージーランドにワーホリや留学で行ってみようかなと思っている人にも1つの参考になればいいなと思います。
ここが好きだよニュージーランド

好きなところ・・・好きなところ・・・と考えてみました(笑)
好きなところがなければ暮らしてはいけませんからね!
色んな人種が混じり合っている
ニュージーランドに来て初めて降り立つのはオークランド国際空港という方がほとんどで、
語学学校などの関係でオークランドで最初に暮らす人が大半を占めます。
ちょっと外に出てみたら「あれ、思ったのと違うな」という印象を受けるかもしれません。
ニュージーランド人って欧米系の人たちを想像すると思いますが、かなり色んな人種の人たちがいますし、完全にアジア系の顔でもニュージーランドで生まれ育っている人も今や多いです。
その何がいいかというと、日本人である自分が浮かない。
日本人はオークランドに1万人いると言われていますが、その比でないくらい中国人、韓国人がいます。なので、自然とそこにいられる。
もちろんニュージーランドに差別がないかと言われると、潜在的には存在してますし、移民を良くは思っていない人もいますが、日頃生活していてあからさまな態度を取られたことはないです。
他の国の文化に興味を持つきっかけにもなるので、私はありがたく思っています。
スーパーで旬のものがわかる

突如主婦的目線ですが(笑)、食料自給率は高いので、旬に応じて高くなったり安くなったり、品薄になったり・・・
そろそろいちごかな~、ブルーベリー増えてきたな~、あーすももとか増えてきたから秋が近いんだな~なんて思えるのが気に入ってます。
旬になるととっても安くなって、たらふく好きなものが食べられるのも幸せ♡
公園の整備がマメ、高速道路が無料

税金の使い道の問題だと思うけど、
公園の整備がとにかくマメにされてて、アップグレードしてみたり、点検に来ていたり、
放置されている公園がないんですよね。
日本では新しくできても手入れまでは手が回っていない印象があるので、これはいいところだなと思います。
エンターテイメント施設が少ない分、無料で楽しめる場所が多いということで!
高速無料もとってもありがたくて、行き過ぎたなんていう凡ミスをしても気軽に引き返せます。
が、資源国ではなくガソリンが高いので(世界的にガソリンが値上がっている2021年12月現在安くて$2.60前後/Lをうろついてます。)、遠出にはそちらのお金はかかります。
でもどこまで行っても一部分の有料区間を除けば高速道路が無料なのはお出かけのハードルは下がりますね。
また税金に絡めて言えば、政治家の汚職が少ないこと、決定から施行まで何をやるにも早いこと(すぐにやっぱやめ!とかもあって良し悪しですが)が今のところいいなと思っています。
年齢がマイナスになりにくい
日本で40代過ぎると新しく何か仕事を始めるって難しいですよね。
こちらに来てニュージーランドだけではないですが、新卒一斉採用みたいなことがなく、経験を見る雇用主が多いことに驚きました。
即戦力を求めているという意味では厳しいのですが、年齢だけで諦めるというのも辛いものですしね。
そして、私の妊婦検診のときの学生さんはどう見ても60代後半でした。
今から?!と思ったけれど、いつでも挑戦できるってすごいなと感動もしましたね。
年齢はただの数字よってコトバを思い出しました。
人が親切
ニュージーランドに来て数日で思わぬ親切をうけることがあるかもしれません。
わりと世話焼きな人も多いし、子連れにも笑顔を向けたり話しかける人が多いです。
子連れで肩身の狭い思いをすることは限りなく少ないと思います。
そうでなくても困ってればわりと助けてくれます、車のタイヤがパンクした時とか。
一昔前の日本、もしくはちょっと下町や田舎の日本みたいなのを思い浮かべてもらうといいかもしれません。
日本と同じ島国ですからね、お隣オーストラリア大陸の人たちとはまた雰囲気も違います笑
オーストラリアの人たちが親切じゃないとかではなく、陽気さとか。こっちはもうちょっと地味。
ここが嫌だよニュージーランド

あるあるだけで3つくらいは次々思いつく(笑)!
サービスがいい加減すぎる
日本はサービスを受ける側にとっては最高な国なので、それに慣れていると特に最初は衝撃を受けます涙。
何かに困ってカスタマーサービスに電話をすると延々たらい回しとか、
家の修理のことで業者から時間を指定してきたのに来ない上に夜になって「忙しくて行けなかった」と言ってきたり(恐らくそもそも忘れていた)とか、
車の当て逃げで警察署に行くも「そこはカメラもないしね~」ということで書類だけ書いて終わりとか、
公共交通機関のバスが遅れるならまだしも「消える」とか、
そこらへんの人に聞くだけでも「あるある」がいっぱいです(笑
毎回腹は立つけど段々忘れる能力も、いやこっちの失敗も大目に見てもらえるってことかと切り替えましょう。
地域の名産がほぼない
歴史のない国なので、ばっと外から入ってきたものがそのまま進化をちょっとずつしているような過程にあり、
ここに行けばこれが有名!的なものはほぼ期待できません。
オイスターが有名な地域で新鮮なオイスターが食べれるくらい。
もちろんあそこのあのカフェの料理は美味しいとかはありますが、名産、ではない。
日本では食を楽しみに旅行ができるので、これは残念・・・。
どこに行ってもいや田舎に行くほど、フィッシュアンドチップスかピザか・・・・・・
公共交通機関が不便

街中に住む以上はそんなに困らないけれど、少し郊外となるとバス、電車だけでは厳しいものがあります。
まさかの玄関口になるオークランド国際空港にも電車が乗り入れていません涙。
郊外から中心部、などは困りませんが、郊外から郊外は乗り換えが必要だったり、
駅が後付でできていることが多いので、日本のように駅を中心に作られている街の作りはほぼなく、大体の駅が街外れ。
基本的に無人なので夜とか降り立つの怖!ってなります。
そして週末ともなると始発時間が日本で想像するより遅いです。。。
お出かけや仕事に行こうにも朝が早いとその時間にバスない!ってことがあり得るのでご確認を!
公共交通機関が不便だから車移動が多くて朝夕の渋滞がすごいのも困るところなんですが、
常にこの問題は課題に上がるようで、今もメトロを工事中なので今後に期待、、、。
と、ニュージーランドで1番の都会であるオークランドでそれです。はい。
物価、家賃が高い
思っているより物価が高くて来たときはびっくりすると思います。
最低賃金をどんどん上げているので、それに応じて物価も上がっていくということをここ数年続けています。
生活費における家賃の高さもびっくりするかも。
週に200ドルぐらい出して、人と家をシェアですからね。
地方都市なら自分の城が月5万円、6万円でも持てることを思うと、悲しくなります(笑)。
シェアが楽しいヒトもいるかもしれないけど、相手によってはストレスがたまる日本人は多いので、1つや2つ思い出話になるネタもできるかもしれないですね。
自分に合うお医者さん探しが大変

ニュージーランドではまずGPといってファミリードクターにかかるのですが、
言葉が完璧でないだけに相性のいい先生を探すのは大変だなぁ・・・と思ったことがあります。
「僕にどうしてほしいの?」なんて言われることもあるし、
絶対それじゃないでしょ、ちゃんとみてくれよ〜・・・なんてこともあるし、
滅多に行かなくても医療って生活とは切っても切り離せないので、 自分の中でこの先生にしよう!と思うまで何人もお医者さんをころころ変えました。
注)ワーキングホリデーなどの滞在はGP登録はできないので、アクシデントメディカルというウォークインで見てもらえる部類のクリニックに行くことになります。
モノの選択肢が少ない
何か買おうと思ったときに、選択肢が異様に少ないときがあります。
子どものもの買ってもやたらかぶったり。
特に日本みたいにバラエティー豊かな商品の数々に慣れて育つと、ショックを受けますが、
唯一ポテチとトマトソースのコーナーは大きいです。(笑)。
でもこれは良い部分もあって、比較対象がない分選ぶストレスも少ない!です。
そして最近はすこーしずつその選択肢も増えてきている、、、ような気がします。
5年前に比べて。
外から日本を見てみるのも悪くない
今回好きなところ&嫌いなところを考えるにあたり、やっぱり比較対象は日本。
多分みんな結局日本と比べての好き嫌いになります(笑)。
以上、誰得?なワーホリ経験者である主婦のニュージーランド好き嫌い一覧でした。
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