冠婚葬祭や海外在住での里帰り、旅行、飛行機に乗る理由はいろいろありますが、初めてのフライトを前にすると心配なことがあふれてきますよね。
この記事では赤ちゃん連れでの長距離フライトを乗り切るために事前に知っておくと安心だと思うことを紹介します。
私自身は子どもが3ヶ月のときから片道10~11時間の国際線(日本↔ニュージーランド)と、日本国内での移動でも飛行機の利用を繰り返してきて、あれこれと思うことがありました。
結論としては「案ずるより産むがやすし」、むしろ国際線より日本国内の機内の方が精神的には疲れると本音を言いたくなりますが(笑)、
これから初めての赤ちゃん連れフライトを迎える皆さんの不安を少しでも軽くするために経験や反省をシェアしたいと思います。
国際線では2歳以上で座席購入が必要になりルールが変わってくるので、今回は0~2歳までの赤ちゃん連れについて記載します。
フライト予約編

まずフライトを取る段階で、可能な限り無理のないフライトを探しましょう。
国によっては1日にそのフライトしかないこともあるのでどうにもならないこともありますが、独り身ではないので移動に十分な余裕を持てるよう検討をおススメします。
かくいう私、日本国内での乗継便を取るときに値段だけを優先して成田空港でターミナル移動をしなければならないことがありました。スーツケースに手荷物、抱っこひもに3ヶ月の赤ちゃんで空港内の連絡バスに乗りターミナル移動。。。悲壮感たるや。。
思い出しただけで泣けます。
そんなチケットの買い方をする方はいないと思いますが、おすすめしませんので(笑)!
そして赤ちゃん用にバシネット(コット)を予約すると寝たときにずっと抱っこからは解放されるのでおススメです。費用はかかりますが数千円。赤ちゃん自体は航空券代金がかかっていないので払ってもそんな大金ではありません。
各航空会社によりますが、事前予約が必要なので確認してみてください。体重制限がありだいたい10~11㎏までである場合が多いです。
機内持ち込み荷物準備編
0歳ベビーの準備
<持ち込み荷物>
- カバンは3つが理想(預けるスーツケースとは別で機内持ち込み分)
- 十分な着替えとオムツ
- ミルクが必要な場合はミルク
- 抱っこひも
- おくるみorかさばらないブランケット
- もしもあればお気に入りのおもちゃ(特に動けるようになる月齢~)
- 必要に応じて離乳食(機内で食べきること)
まずはカバン。
3つの内訳は身の回りの荷物を入れるハンドバッグ、いつもの赤ちゃんの荷物のバッグ(いわゆるママバッグ)、その他のバッグ。
ハンドバッグには財布やパスポート、航空券などすぐに取り出す必要がある貴重品を入れましょう。国外へのフライトにはペンも忘れずに。
ママバッグにはオムツや最低限の着替え、ミルクなど赤ちゃんのお世話でよく使うもの。座席下に置けると理想的。
もう1つのバッグはそこに入りきらないもの(あるいはスーツケースに入りきらなかったものかも笑)や、乗り継ぎなどがある場合も考えて予備の着替えなどトラブルに備えて最低1泊できそうなものを入れておきましょう。
着替えやオムツに関しては、気圧の加減か便通がよくなるパターンをよく聞くので普段使うより少し数を増やして用意しておくと安心です。
抱っこひもは空港内で既に使ってることが多いので多分皆さん持ってますが、機内でぐずったときにも使えます。
ブランケットに関しては機内にもありますが、少し重みがあるのと肌触りが気に入らないこともあるかもしれないので、普段使用しているおくるみなどあれば持っていると便利です。思いの外機内は肌寒いですしね。
離乳食が必要な月齢の場合は市販の食べきりの離乳食を持ち込みましょう。赤ちゃんに関する食べ物、飲み物は持ち込み可能です。
機内でも一応出してくれますし日系の航空会社なら口に合うかもしれませんが、私が赤ちゃんを連れて日本から乗るときはホームセンターなどでも買える和光堂さんの離乳食をよく持ち込んでいました。
あとはベビー用のお菓子類も時間つぶしに活用してましたね。

1歳~の準備
0歳台と荷物は大きく変わりません。着替えやオムツは少し減らしてもいいですね。
1つ加えるとすればお気に入りのおもちゃ(音がうるさくないもの)に加えて、
子どもにとって新鮮な、まだ見せていないもの!!!
これが全てです(笑)
絵本でも、シールブックでも、ちょっとしたおもちゃでも、初めて見るものがあるとそれだけで間の持ち方が違いますので、ぜひこっそり準備してください♡
まだ大して機内のテレビなどで時間もうまく潰せませんので、ゆっくりできるのはもう少し先でしょう。。。
食べ物もちょっと多めに。ただし行く国(アメリカやオセアニア)によっては食品の持ち込み制限が厳しく持ち込めないものもあるので、機内で食べきるか、その国に持ち込みOKか確認の上で!
赤ちゃん連れフライトメンタル編
えぇ、親のメンタルです(笑)
特に初めての赤ちゃん連れ飛行機は泣かれると落ち着きません。焦ります。
そしてさらに泣かれます。。。
私もこどもが3~4ヶ月のときのフライトは、寝てもバシネットに置くとまた他の赤ちゃんの泣き声で起きたり(お互い様。)ずっと抱っこして座り続け10時間が永遠のように長かったです涙。
でも。
自分にとってはすごい音量に聞こえる泣き声も、他人からしたら「かわいいもの」だということにちょっと子どもが大きくなってから気づきました。普通に遊んでても、他人のお子さんが泣いてるのは冷静に見られますしね。
そして長距離フライトはみんな旅行や帰省などで気持ちにゆとりがあるので、多くの場合そんなピリピリしていません。
フライトアテンダントの方にもトイレに行くから見ててください、ぐらいは頼めます(私はチキンなので頼めなかったけど今なら頼める笑)。そんな嫌な顔されません。
何より同じ赤ちゃん連れの家族とは到着時には同志くらいの雰囲気で「お疲れさまでした」です。
明けない夜はないように、いつかは着きます!(笑)
子どもと機内の通路をうろうろするのも旅行の思い出だと思って(笑)・・・フライトも楽しみましょう!
案外赤ちゃんの方が楽かも
赤ちゃん連れフライトについてまとめてみました。
荷物を自分で運んでくれるぐらいになるまでは、むしろ赤ちゃんのときの方が移動は楽だった・・・と思う日がそのうち来ます。パスポートはもちろん取る必要がありますが、航空券はいらないので安く上がりますしね。
GWや夏休み、年末年始など、皆さんの旅の助けに少しでもなりますように!
Have a nice trip!🛫
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